Mendelevium
メンデレビウム
メンデレビウム(Mendelevium)は、周期表で101番目の元素であり、化学記号はMdで表されます。メンデレビウムは人工的に合成された超ウラン元素であり、非常に希少で放射性の元素です。
メンデレビウムは主に核分裂の研究や放射性同位体の製造、科学研究のための放射線源として使用されます。また、特定の医療用途や産業用途にも利用されています。例えば、メンデレビウムは薬剤の検査や金属の分析、放射線源としての応用などに使用されます。
メンデレビウムは非常に放射性が高く、取り扱いには特別な安全対策が必要です。その放射性の性質から、過剰摂取や不適切な処理は健康や環境に深刻な影響を及ぼす可能性があります。そのため、メンデレビウムの取り扱いには厳格な規制が設けられています。
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- 記号
- Md
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- 分類
- アクチノイド
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- 原子量
- [258]
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- 電子配置
- [Rn] 5f13 7s2
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- 電気陰性度
- +2 +3
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- 価数
- +2 +3
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- 常温常圧での状態
- 個体
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- 単体密度(g/cm3)
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- 発見者
- ジョルソ、ハーベイ(1955、アメリカ)
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- 備考
- 超ウラン元素のひとつ。アインスタイニウムにヘリウムイオンをぶつけてつくらた。周期表を考えたメンデレーエフにちなんで命名された。安定同位体がない。