Fluorine
弗(フッ)素
弗素(フッ素 英:Fluorine)は、元素周期表で原子番号9の元素であり、化学記号はFです。弗素は非金属元素であり、通常は気体として存在します。非常に反応性が高く、他の元素と容易に化合物を形成します。弗素は広く利用され、フッ化水素酸やフッ化物などの化合物は工業的に重要です。また、歯科医学においても歯の保護に使用されます。
-
- 記号
- F
-
- 分類
- 非金属元素
-
- 原子量
- 18.9984032(5)
-
- 電子配置
- [He] 2s2 2p5
-
- 電気陰性度
- -1
-
- 価数
- -1
-
- 常温常圧での状態
- 気体
-
- 単体密度(g/cm3)
- 0.001696
-
- 発見者
- モアッサン(1886、フランス)
-
- 備考
- 黄色っぽい気体で他の元素と激しく反応を起こします。気体はとても有毒で、取り扱いがとても難しい。このフッ素と水素が結びついてできている酸(フッ化水素)はガラスを溶かしてしまいます。フライパンなどのテフロン加工でフッ素が入っているものが使われています(この状態では無毒)。