Curium
キュリウム
キュリウム(Curium)は周期表で96番目の元素であり、化学記号はCmで表されます。キュリウムは人工的に合成された放射性の元素であり、原子炉内の核分裂反応によって生成されます。
キュリウムは、核分裂の研究や放射性同位体の製造、科学研究のための放射線源として使用されます。また、特定の医療用途や産業用途にも利用されています。
キュリウムは非常に放射性が高く、取り扱いには特別な安全対策が必要です。その放射性の性質から、過剰摂取や不適切な処理は健康や環境に深刻な影響を及ぼす可能性があります。そのため、キュリウムの取り扱いには厳格な規制が設けられています。
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- 記号
- Cm
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- 分類
- アクチノイド
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- 原子量
- [247]
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- 電子配置
- [Rn] 5f7 6d1 7s2
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- 電気陰性度
- +3 +4
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- 価数
- +3 +4
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- 常温常圧での状態
- 個体
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- 単体密度(g/cm3)
- 13.51
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- 発見者
- シーボルグ(1944、アメリカ)
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- 備考
- たたくと伸びる性質が有ります。超ウラン元素のひとつ。体の中に入ってしまうと骨に吸収されます。はなつ放射線によってはとても有毒です。安定同位体がない。